米グッドイヤーは、タイヤの空気圧と温度を記録し、リアルタイムで発信するレーシングタイヤを開発したと発表した。

 タイヤ内部に埋め込んだ、電池不要のパッシブセンサーを介して情報を得る。同社の「グッドイヤー サイトライン」技術を用いて、タイヤデータをチーム側にリアルタイムで提供する。チームはタイヤからの情報を参考に、セッティングを逐次調整し、マシンの性能を最適化できるという。

 10日から開催されるル・マン24時間耐久レースの参戦車両に装着される。