ベッセルは今年5月10日から、SPAIR(エス・ピー・エアー)製品を対象とした「SPエアー50周年&オートサービスショー出展記念」キャンペーンを実施している。キャンペーン期間は7月31日までの2カ月間で、キャンペーンチラシに掲載の商品(44アイテム)の購入時にポイントを積算し、そのポイント数に応じて景品(16アイテム)から好きなものを選べる。また、出展ブースでは「自動車整備・板金の様々な課題を解決します」をテーマに、新製品「SP-390DX」などエス・ピー・エアーの各種製品を紹介する。

 エス・ピー・エアーは、1973年に長野県上水内郡牟礼(現飯綱町)で海外メーカーへのOEMを主とした信濃空圧工業として設立された。84年には国内販売にも着手した。96年に社名を「エス・ピー・エアー」に変更し、現在使用している「SP AIR」のロゴを商標登録した。最高で年間7万台を海外に出荷した実績を持ち、中でもエアーラチェットの人気が高く、打撃機構を内蔵した「ラチェパクト」を発明して世界中に広めた。2020年に販売権をベッセルに譲渡し、現在は同社で製造している。