独の化学・消費財メーカーのヘンケルジャパン(浅岡聖二社長、東京都品川区)は、オートサービスショー2023で新製品の「テロソンEP5075SB」、「テロソンEP5020TR」をはじめ、テロソン、ロックタイト両ブランドを活用する最新の自動車補修技術を公開する。

 特殊強化樹脂配合2液エポキシ系構造用接着剤のテロソンEP5075SBは、低〜高温まで最高水準の高強度・耐衝撃性を発揮する。スペーサービーズ配合で圧着時の接着不良を抑止。硬化時の色変化で硬化状況を可視化する。

 また、自動車ボディーパネル補修用2液エポキシ系鈑金補修用接着剤テロソンEP5020TRは、アルミ・銅板に対し、従来のはんだ盛り鈑金に代わる画期的な技術「コールドリペア工法」で注目を集める。

 このほかブース内では、変成シリコーンが主剤のイソシアネートフリー・シリコーンフリー・塩化ビニルフリーのシームシーリング剤「テロソンMS9320SF」を実演するほか、金属・プラスチック・ゴム・木材・皮など、多様な材質へ対応し大きな隙間箇所に充填可能のハイブリッド構造用接着剤「ロックタイトHY4070」などを展示する。