日本自動車輸入組合(JAIA、上野金太郎理事長)が6日発表した2023年5月の外国メーカー車新規登録台数は、8カ月連続プラスの1万8689台(前年同月比8.1%増)だった。稼働日が1日多かったほか、上位のドイツ勢が堅調で、前月に比べても増加幅が7.1ポイント拡大した。登録車全体に占める外国メーカー車シェアは9.0%だった。

 価格帯別では、1千万円以上が2868台(同46.6%増)で9カ月連続のプラス。400万円以上1千万円未満も1万144台(同17.7%増)と10カ月連続の前年超えだ。400万円未満は4654台(同14.3%減)と22カ月連続マイナスだった。

 乗用車のブランド別ではメルセデス・ベンツが3900台(同2.1%増)で首位。以下、フォルクスワーゲン、BMW、アウディと続くが、いずれも前年実績を超えた。

 日本メーカーを含む輸入車全体は2万3194台(同4.4%増)で2カ月ぶりのプラス。国内メーカーの海外生産車は6カ月連続マイナスとなる4505台(同8.8%減)だった。電気自動車(EV)は1269台(同179.5%増)だった。