自動車向けの合成皮革などを手がける加平(田所茂和社長、大阪府泉佐野市)は、2030年に向けた自社の二酸化炭素(CO2)削減目標が「パリ協定」が求める水準と整合するとして、国際機関「SBTイニシアチブ」から中小企業版「SBT認証」を取得したと発表した。同社は、2000年代初めから車両向けに有機溶剤を使用しない合成皮革を量産しているほか、近年は卵の殻…