開発品(右)は従来品に比べて粒子が細かく、ガラスが曇りにくい

三五(恒川敬史社長、名古屋市熱田区)は、自動車部品で培った熱マネジメント技術を生かした加湿器を開発した。2025年の実用化を目指す。100度を超える「過熱水蒸気」を用いることでガラスが曇りにくく、40~60%の湿度を維持する。車載用のほか家庭用なども想定し、開発とともに幅広い業界向けに提案を進めていく。一般的な加湿器では、100度以下で完全に気化…