中国・浙江吉利控股集団(ジーリーホールディング)は、英国の高級スポーツ車メーカー、アストンマーティン・ラゴンダに追加出資、持ち株比率を約17%に引き上げ第3位株主になったと発表し、追加出資は2億3400万ポンド(約400億円)。技術の共同開発など連携強化が狙いとする。

 ジーリーは従来、同比率が7.6%で第5位株主だった。同社の李書福会長は「アストンマーティンへの増資は、同社の成長や技術、経営陣に対するわれわれの自信を反映したものだ。昨年9月に少数株式を取得して以来、ローレンス・ストロール会長やその同僚と協力しながら、この自動車ブランドが潜在能力を最大限に発揮できるよう、共同で新たな成長機会を模索していくことを楽しみにしてる」と期待を示した。