日産自動車は17日、電気自動車(EV)向け充電サービスの「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3」(ZESP3)の利用料金を9月1日から改定すると発表した。従来は充電料金の課金単位を10分単位としていたが、1分単位に変更して利便性を高めるとともに、電気料金高騰に伴う実質的な料金改定を行う。毎月割引を受けられる「3年定期契約」の新規申込は5月31日で終了する。これまでは日産以外のユーザーも加入できたが、今回の改定に合わせて日産のEVを保有するユーザーに向けた専用サービスとして提供する。

 改定する料金プランの一例では、1カ月の走行距離600キロメートル以内のユーザーが加入する「プレミアム100」でプランの規定以上に充電する場合、10分当たり従来に比べて55円高い440円となる。

 また、ZESP3のユーザーが日産販売店の急速充電器を使用して充電する場合には、100%再生可能エネルギーを使用した電力に切り替える。