椿本チエインは、機械部品からマテハンシステムまで幅広い分野で世界中の「動く」を支え続けてきた、1917年創業の企業。現在、拠点は世界26の国と地域に81社を展開。次世代ビジネスとなる新事業創出にも注力をしている。

 今回の出展では「“動かす”ことに進化をもたらす」をコンセプトに、次世代モビリティーの可能性を秘める電動アシスト3輪自転車「多目的e-Cargo」、パーソナルモビリティー用クラッチ、自動車の動力伝達に貢献するセレクタブルクラッチ、そしてV2X時代の電力マネージメントを担う「eLINK」(V2X対応充放電装置)を展示する。

 「多目的e-Cargo」はコンセプトモデルを展示し、幅広いユーザー層に同社が考える「安心・安全」な次世代モビリティーを提案。パーソナルモビリティー用クラッチは、電動アシスト自転車の電動ユニットの軽量化、コンパクト化に貢献する製品を実機と動画で紹介する。セレクタブルクラッチも実機と動画で求められる機能をインテリジェントに実現する事例を紹介。種々の展示物を通じて、同社独自の技術力や、グループ総合力を発揮した新製品と技術を提案する。