自動車技術会(大津啓司会長)は10日、「人とくるまのテクノロジー展2023横浜」の開催概要を発表した。パシフィコ横浜(横浜市西区)とオンラインを併用して開く。リアル開催は30回目。自動車メーカーや部品メーカーなど499社が出展し、約4万人の来場を見込む。
展示技術では、世界初公開が13件、日本初公開が21件ある。カーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)や循環型社会をテーマとした企画展示や講演を行うほか、自動車メーカーによる新車開発講演も実施する。講演は4年ぶりのリアル開催となる。
展示会企画会議の山本一哉幹事は「カーボンニュートラルだけでなく、地球にある資源を大切にしていくことが重要と考えている。主催者企画が循環型だが、出展社も同様の内容の展示をしていただけるのではないか」と語った。
会場での開催は24~26日の3日間。オンラインは17日~6月7日まで。