オートバックスセブンは9日、2032年度を目標年度とする新たな長期目標「ビヨンドオートバックスビジョン2032」を策定したと発表した。グループの連結売上高を22年度の2362億円から5千億円まで引き上げることを目指す。既存事業の進化に取り組むと同時に、新規事業にも力を入れることで成長につなげる考え。この一環としてマイクロモビリティ市場への参入などを行っていく計画だ。

 新ビジョンは23年度から開始した。32年度までに1千億円を投資する方針。電気自動車(EV)などを含めたディーラー事業も強化していく考えだ。また、現在実行している中期計画「5カ年ローリングプラン」は継続する。