大賞を受賞したオートモールジャパンの西山彰一朗社長(右)

 日刊自動車新聞社は26日、「第2回整備事業者アワード2023」の表彰式を芝パークホテル(東京都港区)で開催した。「イノベーション」「経営改善」「社会貢献」の各部門で特色のある取り組みを実践する10社を選出した。新設の「日刊自動車新聞社大賞」にはオートモールジャパン(西山彰一朗社長、香川県高松市)が、「審査委員特別賞」にはナオイオート(直井清正社長、茨城県取手市)が輝いた。

 審査委員長を務めた須田義大・東京大学生産技術研究所教授は、「整備業界が自動車の変革や人手不足などにさらされている中で、ユニークで、先進的、業界の未来を開拓している取り組みを表彰することができた」と述べた。

 同アワードは整備業界の活性化に役立ててもらうことを目的に、整備事業者の経営の手本となり得る事業者の取り組みを表彰するもの。事業規模の大小や数的指標だけでは測れない事業者の取り組みを重視して評価している。