「最終目的はCO2の排出量を減らすこと。EVはその手段だ」と強調する佐藤社長(代表撮影)

トヨタ自動車の佐藤恒治(さとう・こうじ)社長は21日までに日刊自動車新聞などの取材に応じ、環境対応について「最終の目的は二酸化炭素(CO2)の排出量を減らすこと。電気自動車(EV)はその手段に過ぎない」と述べ、あくまでCO2削減を目的にEVの展開を進める考えを示した。CO2を2035年に19年比で50%以上削減することを責任が伴う数値目標に据え、…