ゲーミングギア市場は拡大する見通し

 トヨタ自動車系の東海理化は12日、eスポーツのゲーム操作に特化した「ゲーミングギア」のブランドを立ち上げたと発表した。「ZENAIM(ゼンエイム)」の第1弾として磁気センサーを使った薄型設計のキーボードを5月に発売する。

 同社によると、ゲーミングギアの世界市場規模は、2022年から30年までに年率12.7%で成長し、30年には1545億ドル(約21兆円)に達すると予測される。東海理化は自動車用スイッチやシフトレバーなどが主力で、これまで培った開発力や生産技術を生かせると判断し、自社ブランドで参入する。