トヨタ紡織は、18~27日に開催される第20回「上海国際モーターショー」の出展内容を発表した。MaaS(サービスとしてのモビリティ)を想定した車内空間コンセプト「MX221」をはじめ、トヨタ自動車の中国専用電気自動車(EV)「bZ3」に採用されたリアシートなどを展示する。

 MX221は、1月に米国で開催されたデジタル技術の見本市「CES2023」にも出展したコンセプトモデルで、自動運転「レベル4」(特定条件下における完全自動運転)を想定し、空間レイアウトや内装アイテムが変えられる。bZ3向けのシートは、「ファミリーラウンジ」をコンセプトに家具のソファーを想像させる座り心地を実現した。