日刊自動車新聞社は3月27日、「第2回整備事業者アワード2023」の表彰事業者を発表した。「日刊自動車新聞社大賞」はオートモールジャパン(西山彰一朗社長、高松市)が、「審査委員特別賞」はナオイオート(直井清正社長、茨城県取手市)が受賞した。

同アワードは、整備業界を取り巻く環境が大きく変化する中、経営の手本となり得る取り組みを表彰することで業界活性化に役立てることを目的としている。審査委員長を務める須田義大東京大学生産技術研究所教授らによる審査の結果、部門賞10社を選定し、さらに大賞および審査委員特別賞を決めた。

大賞を受賞したオートモールジャパンは、誰でも来店しやすい店舗づくりを目的に女性活躍推進に注力し、女性整備士の採用や地域密着型の店舗づくりを実現している。審査委員特別賞を受賞したナオイオートは、茨城県森林・林業協会と連携して、茨城県内の小学校の緑化活動を長年にわたり継続している。

4月26日14時から芝パークホテル(東京都港区)で表彰式を開催する。

部門賞表彰事業者は次の通り。

【イノベーション領域】
▽先端整備賞=ティークラフト(愛知県岡崎市)
▽連携強化賞=RSネットワーク(三重県四日市市)
▽特定整備対応賞=小田安全硝子(兵庫県姫路市)
▽専門性強化賞=うしぶせ自動車(静岡県沼津市)

【経営改善領域】
▽ダイバーシティ・女性活躍賞=オートモールジャパン(香川県高松市)
▽ES(社員満足)向上賞=東和本社(岩手県矢巾町)
▽ダイバーシティ・シニア活躍賞=業平自動車(東京都墨田区)

【社会貢献領域】
▽地域貢献賞=ボデーショップ佐野(埼玉県新座市)
▽地域経済活性化賞=関モータース(長野県諏訪市)
▽GX(グリーントランスフォーメーション)賞=ナオイオート(茨城県取手市)