UDトラックスは、大型トラック「クオン」に安全装置を追加したと発表した。ドライバーモニタリング機能のほか、側方衝突警報装置(BSIS)などを車両の右側に新たに搭載する。同モデルは2月末から生産を始めており、順次発売する。

 ドライバーモニターは運転席のピラーに搭載したカメラで、運転手の状態を把握。運転姿勢が崩れていたり、眠気を感じたりしていると判断した場合は、画面表示やブザー音で警告する。また、BSISと「レーンチェンジサポート(LCS)」の機能を車両右側に採用。BSISが右側にある自転車などを、LCSが車線変更時に右側方の車両を検知し、運転手に知らせる。疲労を軽減する効果がある電子制御の「UDアクティブステアリング」の採用車型も拡大した。