ダイハツ工業のインドネシア現地法人、アストラ・ダイハツ・モーターは、小型ハッチバック「アイラ」を約10年ぶりに全面改良して発売した。

 初代は2013年9月に発売し、これまでに約27万台が売れた。今回の全面改良では、ダイハツの設計開発思想「ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(DNGA)」Aセグメントプラットフォームを適用。排気量1.2リットルエンジンやCVT(無段変速機)などで商品力も高めた。生産はインドネシアのカラワン工場(西ジャワ州)で行う。インドネシア国内で月販2千台を目指す。価格は1億3400万ルピア~1億8990万ルピア(約120万~約170万円)。

 トヨタ自動車へのOEM(相手先ブランドによる生産)供給やトヨタブランドでの輸出も行う。