トヨタ自動車は、小型SUV「C―HR」の国内生産を7月下旬に終了することを13日までに同社のウェブサイト上で公表した。国内では後継モデルを投入せず、販売を打ち切る。

 C―HRは2016年12月に発売。国内生産はトヨタ自動車東日本岩手工場(岩手県金ケ崎町)が担当していた。

 「コンパクトSUVの世界戦略車」という位置づけで、海外での生産・販売は続ける。欧州では次期型の投入計画を公表しており、トルコでプラグインハイブリッド車(PHV)の新型C―HRを生産する予定だ。