自動車業界に特化した人材紹介サービス事業などを手掛けるトップランク(五十嵐真一代表、東京都中央区)は、ベトナムの大学と短大の2校との間で、整備人材の育成に共同で取り組むと発表した。ハノイ工業大学と、現地自動車メーカーのチュオンハイ自動車傘下のタコ短期大学との間で、「優良自動車整備人材育成協同事業」の契約を締結。自動車の整備を学べるコースを設置するなどし、新たな整備士の育成につなげる狙いだ。

 同社では今回の事業を通じて、両国の整備現場で活躍する人材を育てていく考え。慢性的な人材不足に悩む日本の整備業界に貢献するほか、さらにモータリゼーションの拡大が見込まれるベトナムにも高い技能を持つ整備士の供給を目指す。