カーシェアリングサービス「エニカ」を運営するDeNA SOMPOモビリティ(DSM、馬場光社長、東京都渋谷区)は6日、個人間カーシェアにおける2022年の人気車種ランキング(東京23区内のみ)を発表した。トヨタ自動車のミニバン「アルファード」が前年に引き続き首位を獲得。2位は米テスラの電気自動車(EV)「モデル3」で、前回の11位以下から大幅に順位を上げた。3位はトヨタの「ハイエースワゴン」が入った。

 アルファードは24時間の平均シェア料金が8023円。モデル3やハイエースワゴンは1万2千円を超えているものの、アルファードのシェア回数はモデル3の倍近い1203回となっており、人気が高く、稼げるモデルになっている。

 一方、ディーラー店舗におけるカーシェアでは、ジープ「コンパス」がトップだった。

 エニカは15年9月にサービスを開始し、累計会員数は70万人を超えている。調査は東京23区内を主な受け渡し場所に設定している車両が対象になっている。