弊社ではブレーキの性能を計測する1/1フルスケールの「ブレーキダイナモ」を導入し、ブレーキパッドおよびディスクローターの製品開発に活かしています。

 このブレーキダイナモには、ストリートモードやサーキットモードと言った統一したテスト内容(ブレーキング回数、温度、踏力等)をインストールしており、天気や気温、路面状況に左右されない“同一条件下”で候補材をテストすることができます。このブレーキダイナモで弊社基準をクリアした候補材のみ実車テストを実施し、ドライバーのフィーリングを確認してから製品化に繋げています。このテスト方法により、実車でのテスト時間やコストを大幅に削減。開発費用を極力抑える事で高性能な製品でありながらお買い求めやすい価格を実現しています。

 このブレーキダイナモはカーメーカーも採用していますが、アフターパーツ業界での採用は稀。秘匿性が高く、一般的にはブレーキダイナモで計測されたテスト結果が社外に公開されることは少ないですが、弊社ではあえてその結果をHPやカタログ上で公開。製品の“リアルな性能”をユーザーに伝えるようにしています。

 “より良いブレーキをお求めやすい価格で“をモットーにしている弊社のこだわりをIAAEでも展示します。