2022年3月に生産を停止したトヨタ(TMMR)のサンクトペテルブルク工場

ロシアによるウクライナ軍事侵攻から24日で1年が経過した。日本の自動車メーカーは、生産や新車販売から相次ぎ撤退し、事業撤退関連の特別損失を計上。最終判断を協議中のメーカーもある。侵攻の影響によるエネルギー高も長期化の様相を呈しており、事業環境の先行きを見通しにくい一因となっている。トヨタ自動車は、22年9月にロシア事業からの撤退を発表した。3月か…