各拠点の生産状況をリアルタイムに示すモニターの前に立つ小出社長

不安定な自動車生産計画への対応が部品メーカーの課題となる中、トヨタ自動車系の中央発條は、生産性向上と「応援出向」でトヨタの生産計画に柔軟に追随する構えだ。応援出向の規模は、多い時には100人規模にものぼり、トヨタグループの中でも際立つという。この仕組みは、2023年度も威力を発揮しそうだ。同社は16年に「応援出向」の仕組みを作り、生産性を高めた工…