ディーラー各社は整備単価の引き上げを提案し始めている

2023年度以降、初回の車検(自動車検査)を受ける車両の台数が落ち込む可能性が自動車業界で懸念されている。受検台数の目安となる3年前の新車販売実績(乗用車、20年度)が385万台と、新型コロナウイルス感染拡大の影響で低水準だったためだ。初回車検に限れば、リーマンショックや東日本大震災の影響で受検台数が激減した15年度、17年度の水準をさらに下回る…