ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン、長谷川正敏社長、東京都港区)は17日、全面改良したSUVタイプのガソリンエンジン車「X1」と、電気自動車(EV)の「iX1」を同時に発売した。同社SUVの「スモール・コンパクト・セグメント」では初めてのEVとなる。同社の日本国内でのEVラインアップはこれで7種類になる。

 X1は、最高出力150キロワット、最大トルク300ニュートンメートルを発生する排気量2リットル直列4気筒ツインパワーターボエンジンを搭載する。

 iX1は、システムトータルで最高出力200キロワット、最大トルク494ニュートンメートルを発生するモーターを搭載し、四輪を駆動する。走行可能距離は465キロメートル。

 ボディーサイズは全長4500ミリメートル、全幅1835ミリメートル、全高1625(iX1は1620)ミリメートル、ホイールベース2690ミリメートル、車両重量は1640(iX1は2030)キログラム。

 価格はX1が556万円、iX1が668万円(消費税込み)。