ラーメンでMaaSの認知を拡大

 江ノ島電鉄(楢井進社長、神奈川県藤沢市)はMaaS(サービスとしてのモビリティ)の推進に向けて、17日から3月9日まで藤沢市内のラーメン店13店舗およびタクシー会社14社と連携しラーメンの食べ歩きイベントを初開催する。3杯分のラーメン食事券と800円分のタクシー利用券をセットにした「ラーメンで藤沢を盛り上げるチケット」を1950円で販売し、地域の観光振興などに役立ててる。

 同社は、新しい観光スタイルの創出や地域の活性化を目指し、市内を公共交通やシェアサイクルで巡り湘南エリアの特徴や文化に触れてもらう「湘南MaaSプロジェクト」を展開している。その一環として、藤沢市の魅力の一つとなっている多彩なラーメン店が集う地域特性を生かしたイベントを実施する。

 参加店舗は、地元出身の「ラーメンボディメイクアップアーティスト」、和田幸之氏が選定した。チケットは小田急電鉄が運営するMaaSアプリなどで限定1千セット販売する。チケットの一部には「藤沢市MaaS基盤強化事業」の補助金を活用する。

 参加ラーメン店は次の通り。

 麺や一峯▽らーめん能登山別館▽らぁめん鴇▽めんめん亭▽らーめん昇や▽麺処そばじん石川店▽麺屋七利屋▽らーめん夢中▽ラーメン萩原家▽らーめんひの木▽麺場飛猿▽佐藤製麺所▽製麺食堂あぶみ辻堂店