自動車メーカーの労働組合が15日、経営側に要求書を一斉に提出し、2023年の春季労使交渉(春闘)が始まった。約40年ぶりとなる物価上昇で実質賃金が低下している現状を踏まえ、トヨタ自動車の労組が約20年ぶり、ホンダの労組が約30年ぶりとなる水準の賃上げを求めるなど、各労組が大幅な賃金アップを目指す。社会的にも賃上げへの機運が高まる中、3月15日の集…