日本の自動車史を語る上で、決して欠かすことのできない名経営者が旅立った。14日死去したトヨタ自動車の豊田章一郎名誉会長は、同社の成長をけん引しただけでなく、日本自動車会議所の会長なども歴任し、自動車産業の発展にも尽力した◆トヨタの歴史の中でも大きな転機となる「工販合併」。新生トヨタの初代社長として率いた約10年間は同社としても、そして日本の自動車…