収益改善の成果をふまえ複合成形材料からの撤退も検討する

帝人が収益改善に向けた構造改革に着手する。来年度から開始予定だった新中期経営計画の開始時期を1年延期し、来年度は1年間、収益改善策に取り組む。重点的に改革するのは、収益が低迷している複合成形材料とアラミド、ヘルスケアの3分野だ。複合成形材料は収益改善が見込めない場合、事業の撤退・売却も視野に入れる。3つの分野で、2023年度中に300億円以上の収…