極東開発工業は、後部格納式テールゲートリフター「パワーゲートGシリーズ」の新機種として「パワーゲートGIII1500」を発売した。リフトメカの性能改善を図りつつ各部の強度を高めて剛性を向上した。これにより最大許容リフト荷重を現行機種比500キログラム増の1500キログラムに引き上げた。想定用途は大型精密機器や医療用機器、イベント・コンサート用機材など重量物の積み降ろし作業とする。年販目標は100台。

 新機種は、現行の「GIII1000」などと同様にワイヤレスリモコンを標準装備し、積み荷を確認しながら昇降や開閉操作ができる。さらに、プラットホームの水平を自動検知して一時停止し、再操作でスロースピードになる独自の機能を新たに搭載した。また大型・長物の荷物にも対応する長尺ゲートのほか、早朝や夜間など暗い場所での作業時にプラットホームの視認性を高める「セーフティパッケージ」など豊富なオプションを設定。荷役作業の効率化や省力化に加え、安全性を高めた。

 希望小売価格は153万9千円から(取り付け費込み、消費税抜き)。