2022年のグループ別世界販売台数は、トヨタ自動車が前年比0.1%減の1048万3024台で、3年連続で世界首位となった。新型コロナウイルスによる生産制約の影響を受けたが、アジア地域を中心に販売が底堅く推移した。2位の独フォルクスワーゲン(VW)は826万2800台(同7.0%減)。中国のロックダウン(都市封鎖)による影響で、サプライチェーン(供給網)が混乱し、新車販売が影響を受けた。

 また、現代自動車がルノー、日産自動車、三菱自動車の3社連合を抜いて3位に浮上した。日産などの3社連合は615万6777台(同14.0%減)だった。