微細藻類「ユーグレナ」

 ユーグレナは19日、新株と新株予約権付き社債の発行でマツダなど4社から78億円を調達すると発表した。調達資金は、ユーグレナがマレーシアでの設置を検討するバイオ燃料製造プラントの費用などに充てる。

 同社債は48億円分を発行し、マツダが28億円分、第一生命保険が20億円分を引き受ける。利率0.04%で2月6日に発行し、28年3月末を償還期日とする。一方、新株は丸井グループが約20億円分、ロート製薬が約10億円分を引き受ける。

 ユーグレナは、1日最大1万2500バレル(1バレル=約159リットル)規模のバイオ燃料製造プラントを海外エネルギー会社2社と共同でマレーシアに建設することを検討中で、調達した資金のうち約69億円を同プラントの建設費に充てる方針だ。