【米ラスベガス=水町友洋】ソニーグループとホンダの共同出資会社であるソニー・ホンダモビリティ(川西泉社長)が発表した「アフィーラ」ブランドの第1弾となるプロトタイプ。フロントグリルとリアコンビランプ部には、アフィーラ自身の意思を周囲の人に伝えるための「メディアバー」を設置している。

 ただ、このメディアバー、コミュニケーションツールとしての役割だけではなさそうだ。CES会場でのデモンストレーションでは「スパイダーマン」が登場。メジャーリーグやアメリカンフットボールの試合の途中経過など、さまざまな情報も表示できる。

 走行中の表示には法規制もあるが「走るデジタルサイネージ」など、いろいろな使い方がありそう。メディアバーを通じた新たなビジネスもあり得るのだろうか。