モトーレントーマツは都内でBMWとMINIのディーラーを展開

 双日は5日、東京マツダ販売傘下でBMWとミニの新車ディーラーを運営するモトーレントーマツの全株式を同日取得したと発表した。取得金額は非公表。東京都内の新車4拠点、認定中古車1拠点、サービスセンター5拠点と約100人の社員を引き継ぐ。併せて社名を双日オートグループ東京に変更し、社長には双日自動車本部で本部長補佐を務めていた髙橋達雄氏が就いた。

 双日は、2017年に大阪府でBMWディーラーを買収して国内自動車販売事業に参入し、その後もボルボやマセラティなど、取り扱いブランドを拡大してきた。BMW、ミニブランドは大阪のほか、米カリフォルニア州やブラジルなどでもディーラーを運営している。同社は「IoT(モノのインターネット)や人工知能(AI)など先進デジタル技術を採り入れた情報提供の仕組みづくりと、店舗網の拡張によるサービス拡充に努める」としている。