脱炭素社会実現に向けた機運醸成が速まる中、電気自動車(EV)を展開する新興各社が、事業環境の整備を着々と進めている。新興勢の多くは自己資金や人的資源、設備などに限りのあるスタートアップ企業で、中国など海外の完成車工場に委託して車両を生産する〝ファブレス〟体制を敷く。ゼロからのビジネス構築が求められる中、各社は流通関連企業など、EVに将来性を見出す…