三菱自動車は、タイにある生産拠点からの輸出台数が累計500万台に達した。同社は1961年、タイに販売会社を設立後、64年には生産事業を始めた。輸出開始は88年からだ。昨年、タイで生産した34万台のうち、約90%が輸出向け車両だった。仕向地は120カ国以上に上る。

 加藤隆雄社長は「タイは最重要拠点の1つ。主力地域として引き続き注力していく」とコメントした。