20周年記念特別仕様車「20thアニバーサリーエディション」

 マツダは9日、上級モデル「マツダ6」を一部改良するとともに、前身の「アテンザ」(2019年に車名変更)の市場投入から20周年を記念した特別仕様車を追加すると発表した。スポーツ感を高めた新グレード「スポーツアピアランス」も設定。同日に予約受け付けを開始し、12月下旬の発売を予定する。月販目標は500台。

 特別仕様車「20thアニバーサリーエディション」は、最上位グレードに位置付ける。独自の塗装技術「匠塗(たくみぬり)」による特別塗装色の第4弾「アーティザンレッドプレミアムメタリック」が専用色で、国内で初採用した。

 また、ディーゼルエンジンの制御を変更し、最高出力と中間トルクを引き上げた。アクセルペダルの踏力やパワーステアリングの特性もドライバーが運転操作を楽しめるように見直した。渋滞時に前走車を追従走行する「クルージング&トラフィック・サポート」や、スマートフォンをワイヤレス充電できる装備も新たに採用した。

 価格は296万2300円(消費税込み)から。