日本ミシュランタイヤは1日、タイヤ貼り付け用ラベルの大きさを統一すると発表した。来年1月から順次、従来の45種類を2種類に絞ることで、ラベル関連のプラスチックと紙の年間使用量を43%削減することを目指すとしている。

 これまで製品ごとにバラバラだったものを長さ22センチメートル、幅7.7センチメートルのラベルに統一することで環境負荷の低減を目指す。併せて、日本で実施していたラベルの貼り付けを海外工場での作業へと順次移す。日本の不要ラベル削減に取り組む。

 同社の須藤元社長は「SDGs(持続可能な開発目標)の『つくる責任 つかう責任』の取り組みの1つで、グローバルに連携して省資源に貢献する」としている。