1台でも多く生産する工夫が続く

半導体不足の影響が長期化している。2022年4~9月期の販売台数でも7社が前年実績を下回った。一方、下期は「コロナ禍前と同等の生産台数を目指す」(スバルの中村知美社長)と、各社とも挽回生産の構えをとる。半導体需給の先行きはなお読みにくいが、設計変更や生産車種の組み替え、物流の工夫で1台でも多く生産し、販売機会の損失を回避したい考えだ。22年4~9…