世界ラリー選手権(WRC)の今季最終戦(第13戦)「ラリージャパン」が10~13日、愛知・岐阜県で開かれ、地元愛知県出身の勝田貴元選手が総合3位入賞を果たした。母国でのラリーを終えた勝田選手は「皆さんの応援、声援が力になった」と語った。

 勝田選手は「トヨタガズーレーシングワールドラリーチーム」の次世代選手枠からWRCトップカテゴリーの「ラリー1」に日本人唯一のドライバーとして参戦。日本開催は12年ぶり、愛知・岐阜県では初開催となった最終戦は、初日から車両火災が起きるなど波乱の展開となったが、勝田選手は雨となった最終日の難コースを走り切り、総合3位に食い込んだ。