日刊自動車新聞社の「用品大賞2022」で受賞した製品の展示即売会が22、23日の2日間、イエローハット新山下店(横浜市中区)で行われた。出展したのは受賞企業のうち15社で、各社のブースでは特典商品の展開やデモカーの活用など、独自の施策を取り入れた展示を行った。
人工知能(AI)を搭載したドライブレコーダー「NP1」で大賞を受賞したパイオニアでは、デモカーを用いた実演を行った。来場者からは、多機能を併せ持つ点に感心する声があったという。同社では、AIや通信の活用を事業に取り入れており、NP1を皮切りに今後も注力する考えだ。
「車内快適部門」で受賞したカーメイトでも、車内用ハンモック「シャーミング(車眠具)」の体験スペースを設けた。イベント限定価格での販売を行ったほか、「イノー」ブランドとして販売するルーフボックスも併せて販売した。
セルスター工業(勝永直隆社長、神奈川県大和市)は、「ドライブレコーダー部門」で受賞した「CD―30」を展示した。このほか、デジタルインナーミラー「DM―10」など、過去に受賞した製品も併せて並べた。また、当日限定の購入特典も用意し、手渡す場面も見られた。
日刊自動車新聞用品大賞は毎年発表しており、今回で35回目。アフターマーケット分野で注目された製品をカテゴリー別に表彰している。昨年に続き2回目の開催となった今回の即売会では開催日を増やしたほか、キッチンカーを出店し、ファミリー層の注目を集めていた。