相良工場

 スズキは、相良工場(静岡県牧之原市)の隣接地に静岡県が造成する47万平方メートルの用地を取得し、電気自動車(EV)や自動運転技術の開発に活用する。24日に静岡県が概要を発表した。スズキと牧之原市、静岡県企業局の3者で28日に基本協定を締結する。

 県が約140億円を負担して相良工場の西側にある土地を造成し、スズキが活用する。スズキは2019年8月、研究開発機能の強化を目的に牧之原市に土地取得の協力を求めていた。28日の協定式には、スズキの鈴木俊宏社長や杉本基久雄牧之原市長らが出席する予定だ。