記者会見する三菱電機の漆間社長

三菱電機は、一連の品質不正問題に関する調査委員会の最終報告書を公表し、自動車機器事業本部の品質不正事案として新たに42件が判明した。品質不正に関する同社全体の累計の不正件数は17拠点・197件に上った。同社では役員報酬の減額や、退任した役員に対して過去に支払われた報酬一部返納を求めるなど、経営責任の明確化を図るとともに、再発防止策を推進する。自動…