国土交通省は18日、米ジョビー・アビエーションから開発中の空飛ぶクルマについて、航空法に基づく型式証明申請を同日付で受け付けたと発表した。外国製の空飛ぶクルマの型式証明申請の受理は日本初となる。国交省は今後、開発の進捗に合わせて、航空機の設計・製造過程などに関する型式証明審査を進める。

 機体は主翼に4つ、機体後部に2つの向きを変えることのできる電動推進ユニットを搭載した電動垂直離着陸機(eVTOL)。最大搭乗者数はパイロット1人と乗客4人。航続距離は約240㌔㍍(試験中の数値)としている。

 同社は2009年に設立。eVTOLの開発、設計、製造を手掛ける。トヨタ自動車などが主要株主となっている。