エーモン工業(川岸浩二社長、兵庫県福崎町)は、高速道路での故障や事故の際に、三角表示板の代わりに使える停止表示灯「パープルセーバー」を発売した。専用開発した高輝度のLEDと照射角度を絞った集光レンズを使用し、夜間は約800㍍、昼間は約300㍍先から視認できる。また、灯光色に紫色を使用するなど、道路交通法施行規則で定められた基準を満たした設計となっている。

 高速道路では緊急停車した際に、後続の車に存在を伝えるため停止表示器材の設置が道路交通法により義務付けられている。同製品は緊急時に使いやすいよう、底面にマグネットを付けており、車体などに固定しやすくなっている。連続使用時間は約5時間。

 価格はオープンだが、市場想定価格は2980円(消費税込み)を見込む。