フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ、マティアス・シェーパース社長、愛知県豊橋市)は、「フォルクスワーゲン」ブランドのハッチバック車「ゴルフ」と、ステーションワゴン「ゴルフヴァリアント」に高性能グレード「R」を追加して発売した。排気量2・0㍑の直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力235㌔㍗、最大トルク420ニュートン㍍を発生する。先代モデルより性能を引き上げつつ、排出ガス低減や燃費性能向上などを実現した。

 四輪駆動システム「4モーション」には、新技術「Rパフォーマンストルクベクタリング」を採用した。後輪の左右のトルク配分を適切に制御することで、旋回性能を高めた。先代モデルに比べ1㌅大径化した18㌅のブレーキシステムにより、高い制動力も実現した。外装には専用意匠のバンパーや4本出しの排気管を採用し、他グレードと差別化した。

 価格はハッチバックが639万8千円から、ワゴンが652万5千円から(消費税込み)。