2018年開催の様子

 世界最大級の工作機械見本市「JIMTOF(ジムトフ)2022」が11月8日から13日まで、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される。見本市は隔年に開催しているが、前回はコロナ禍に伴うオンライン開催だったため、会場でのリアル開催は4年ぶりとなる。出展者数は22の国・地域から1086社、5619小間と、過去最大規模となる。

 今回のテーマは「最先端のものづくりの現在地とミライ」で、サプライチェーンの強靭化やカーボンニュートラル対応、デジタルトランスフォーメーションなどを実現する工作機械や機械工具、試験機器、関連するソフトウエアなどが出展される。展示面積は11万8540平方㍍と世界最大となる。

 出展者数の内訳は重複を除いた直接出展862社のうち、国内が789社、海外が73社で、共同・内部出展が224社となる。

 企画展示ではスマートファクトリー向け製品を紹介する「最先端の工作機械工場」と日本発のシェアトップ製品を横断的に展示する「最新工作機械が支えるシェアトップのグローバルニッチ企業」の2つのコーナーを設置する。

 会期中に開催する講演会では、プライムアースEVエナジーの岡田政道社長が「カーボンニュートラル時代の可能性を拓くものづくり」をテーマに基調講演を行う。