(写真0)アラスカ州にある標高6194㍍のデナリ山(旧マッキンレー山)の表面を覆っている雪が山腹の途中から地球温暖化の影響で溶けており、消滅の危機にある。だから「CO2削減は不可欠」と、飛行機に同乗していたアメリカ人の話。8月にこれだけ晴れる日は1日有るか無いかとのこと(筆者撮影)

上半期の決算が終わったが、自動車メーカーは半導体を筆頭とした部品不足や材料費の値上がり、物流の停滞、さらに内燃機関(ICE)からバッテリー電気自動車(BEV)への大変革期に差し掛かるなど、これまで経験したことのない状況を乗り越える必要に迫られている。今回は大きなテーマではなく「中・小の話題」を集めて業界の動きを見たい。中でも地球温暖化阻止への動き…