「カローラ」シリーズ

 トヨタ自動車は3日、「カローラ」シリーズを一部改良して発売した。ハイブリッド車(HV)はパワートレインを改良し加速性能を引き上げたほか、予防安全システムの機能を高めた。セダンとハッチバック「スポーツ」、ワゴン「ツーリング」の3モデル合わせた月販計画は7千台。

 HVは、排気量1.8リットルエンジンのハイブリッドシステムの電動モジュールを刷新したことで、発進や加速性能が向上した。予防安全システム「トヨタセーフティセンス」は、交差点の右折時における対向直進車や横断する歩行者を検知する機能などを追加した。車両前方の情報を記録するドライブレコーダーも標準装備した。

 月販目標はカローラが1300台、ツーリングが4800台、スポーツが900台。

 従来比でカローラの「W×B」ハイブリッドモデルで5万円増となる。価格はカローラが199万円(消費税込み)から。